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【艦これ18禁SS】ハーレム提督さん ~五十鈴改二とお風呂で~


1/

 ――鎮守府の作戦会議室。
 そこで、ひとりの男性が艦娘たちに今後のことを説明していた。

「――という感じで、最近潜水艦を相手にすることが多くなっている。よって、主に対潜能力の高い者を主力とした艦隊を結成することにした。そんな難しく考える必要はない。要はみんなでめんどくさい潜水艦に一泡吹かせてやろうってことだ」
 真面目に話をしていたかと思えば、突然気さくな物言いに切り替わる提督。その提督らしからぬ態度に、何人かの艦娘が笑いをこらえきれず、何人かは頷き、何人かの緊張がほぐれていた。
 他の鎮守府ではおかしいと思われるかもしれないが、これがこの鎮守府では当たり前の光景だ。それもこれも、優秀なのにかなり変人な提督のおかげである。
「まあ、細かいことはみんなの手元にある資料に書いておいたから各自確認しとくように。では、これにて会議を終了――あ、五十鈴だけちょっと残ってくれ。では解散」
 ぞろぞろと艦娘たちが退出していくなか、後ろでふたつにくくった髪を揺らしながら、五十鈴だけが提督に近づいていく。
 少し前に改二になった五十鈴の体はより女性らしい体つきに成長していた。長良型艦娘用の白い制服に赤いスカートは少々キツそうにみえなくもない。服の構造上露出している二の腕や太ももは健康的でよい肉付きをしており、おへそは丸見え。特に、成長した胸の大きさは軽巡洋艦のなかでもトップクラスだろう。
「しかし、でっかくなったなぁ……」
「なにしみじみ言ってんのよ」
 成長した五十鈴の各部位をジーッと見つめる提督に対して、五十鈴が呆れる。
「それで、私に話があるんでしょ」
「ああ、さっきの話の続きみたいなもんだ。新しく結成する艦隊なんだが、五十鈴を旗艦にしようと思っていてな」
「ふーん」
 そんなものに興味はない、と言わんばかりの反応だった。しかし、その表情はどこか嬉しそうだ。旗艦は艦隊のリーダーみたいなものだ。それに指名されれば大抵の者は嬉しいだろう。
「ついでに、新しく開発できた三式水中探信儀と三式爆雷投射機も付けてやる」
「あら、ずいぶん気前がいいのね」
 どちらも対潜水艦用の最新装備。それを一番にくれるという提督の言葉に、五十鈴はご機嫌になっていく。
「それだけ期待してるってことだ。是非とも大活躍してきてくれ」
「ふふっ、もちろんよ。この五十鈴に任せなさい」
 五十鈴が極上の笑みを浮かべ、胸を張る。前より大きくなった胸がふるんと揺れた。
「…………」

 むにゅっ(←提督が乳を揉んだ音)
 バキョッ!(←五十鈴が提督を殴打した音)

「い、痛いなおい。グーで殴ることはないだろ、グーで」
「いきなり乳を揉んでおいて言うことはそれ? 銃で撃たれなかっただけマシだと思いなさいよ」
「いやいや、お前の胸が俺の手を誘ったんだろ。これは不可抗力だ」
「訳がわからないわよ!」
 提督のセクハラはいまに始まったことではなく、五十鈴もこれまでに何十回と受けたことがある。この手のやり取りに慣れていない艦娘なら悲鳴のひとつもあげるかもしれないが、五十鈴は違う。だから即座に反撃もするし、ツッコミも怠らない。
 この目の前にいる提督がそういう男であることを、割と鎮守府古参組の五十鈴はよく知っているからだ。
「まったくこの男は……(ぶつぶつ)」
「仕方ないだろう、提督は激務なんだぞ? これぐらいの役得があってもいいじゃないか」
「役得とか以前に単なるセクハラでしょうが。こんなことを続けてると嫌われるわよ」
「それはないな」
「言い切ったわね」
「俺はみんなに好かれてるからな、嫌われることなんてありえん。もしあったとしても、すぐになんとかするさ」
 その根拠のないアホな自信は一体どこから来るのかしら……。五十鈴はため息をついた。
「五十鈴だって今ので俺のことは嫌いにならないだろ?」
「ごめん、無理」
「笑顔で否定された!?」
 一瞬で自信を粉砕された提督がガックリと膝をつく。だが、すぐにすくっと立ち上がると、その表情にはショックの欠片も残っていなかった。
「五十鈴、話し合おう。俺たちにはその余地があるはずだ。まずは俺の部屋で――」
「“ベッドの上で親睦を深めよう”なんて言ったら、マジで撃つわよ?」
「甘いな。俺はベッドの上で甘い時間を過ごそうとしただけだ」

 ダンッ!

「あぶなっ!?」
 にこやかに発射された銃弾を、提督は飛びのいて避けた。
「どう言おうが一緒でしょ! あー、もう! そんなことしか話さないなら私は行くからねっ」
 くるっと体を反転させて出入り口へ去っていく五十鈴。しかし、途中で後ろから抱きすくめられ、その足が止まる。
「ちょ、ちょっとっ」
「まあまあ、そんなカリカリするなって」
「胸や太ももを触られて怒らずにいられるか!」
 後ろから五十鈴を抱きしめながら、提督の手は五十鈴の胸や太ももをまさぐっている。また、その唇は五十鈴の首筋に触れていた。
 ゾクゾクと甘い感覚が五十鈴の背中をはしる。
「んぅ」
「五十鈴はココが弱いからな。声、我慢しなくていいんだぞ」
「こ……こらぁ、ほんとにやめないと、本気でおこ――」
「ん~~~」(←首筋にちゅー)
「っ!?」
 ビクンッと一際大きく五十鈴の体が反応する。ここまでくると、何割かの艦娘は提督に翻弄されてしまい、なすすべなくたらしこまれることが多い。だが、五十鈴はグッとこらえた。
「やめなさいっ、てば!」
「ぐはっ!?」
 腹部にはしった衝撃で提督の体がくの字に折れ、五十鈴の拘束がとかれる。乱れた服を手で整えながら、急いで距離をとった五十鈴の息は若干荒い。
「はぁ…はぁ…、ちゃ、ちゃんと怒るって言ったからねっ」
「せ…成長したな五十鈴」
「もう時間もないから行くわよ! 提督もいつまでもうずくまってないで、ちゃんと仕事しなさい!」
 そう告げて駆け出していこうとした五十鈴だが、何を思ったのか途中でぴたりと立ち止まり、引き返してきた。そしてようやく立ち上がりかけた提督の耳元でささやく。
「よ、夜になったら部屋に行ってあげるから……。それまで我慢しなさいよねッ」
 顔を真っ赤にしながら、五十鈴は今度こそ作戦会議室を出て行った。
「…………ははっ、可愛いやつめ」
 なんてことはない。
 要するに、一見強気な態度で接する五十鈴も、とうの昔にこの男の影響を大きく受けてしまっているということである。

2/

 そして、その日の夜。

「さて、そろそろか」
 執務室にて、提督は五十鈴を待ちわびていた。ぼんやりとした様子ながら、その手は高速で机上の書類を処理している。理由の十パーセントは、帰ってきて早々、五十鈴にお小言を言われないため。残りの九十パーセントは、すぐにお楽しみタイムに入りたいからである。

 コンコン

「提督。五十鈴、帰還したわよ」
 出撃から帰ってきた五十鈴が、ノックのあとに入室する。
「おお、お帰り」
 部屋に入ってきた五十鈴の姿を確認して、提督が明るい笑顔で出迎える。ゆっくりと五十鈴が提督机の前に立った。
「戦果はどうだった?」
「五十鈴にかかればなんてことはないわね。片っ端から潜水艦を沈めてきてやったわ」
 ふふんと自慢げに、くくった長い髪をかきあげる。どうやら戦果は上々のようだ。
「そうか、よくやってくれた。我が艦隊の被害はどれくらいだ?」
「ほとんどノーダメージよ。誰も入渠する必要ないんじゃないかしら」
「それはなによりだ――が」
 一瞬の間をおいて、提督がじろりと五十鈴の顔に目を向ける。
「強がりはよくないぞ五十鈴」
「……なんのことかしら」
 提督の眼差しをうけて、五十鈴が罰が悪そうにぷいっと体ごと顔を背ける。至っていつも通りに努めようとしているが、提督は若干のぎこちなさを見逃さなかった。
「肩の後ろから背中にかけて、少し焦げてるぞ」
「うそ!?」
 提督の指摘に、五十鈴が慌てて肩の後ろを確認しようと体をひねり、手で直接触って確かめようとする。だが、どこにも焦げ跡などない。
「やっぱり何かあったか。ちなみに焦げてるってのは嘘だ」
「だ、騙したわね!? あ、いたたたっ」
「お互い様だろ。何が“ノーダメージよ”だ」
 椅子から立ち上がって五十鈴の傍まで移動した提督が、五十鈴の背中を指でつつーとなぞる。
「ひゃう!」
 驚きと痛みが入り混じった可愛い声があがった。
「小破……まではいかないが、少しダメージを受けてるな。服は帰ってきてから着替えたのか? どうしてわざわざこんなことをした」
「……言わなきゃダメ?」
「そりゃあな。指揮官は艦娘の状態を常に知っておく必要があるし……何より、心配だろ」
 諭すような優しい声に、五十鈴の胸の内が暖かくなる。この人は、いつでも自分たちのことを同じ目線で見てくれる。それを改めて実感して、嬉しくなった。
 だから、うまくもない隠し事を五十鈴はやめる。
「その、ノーダメージっていうのは半分本当。五十鈴以外のみんなは大丈夫。でも、ほんの少しだけ五十鈴は攻撃をもらっちゃって」
「旗艦に攻撃を集中してきたのか。深海棲艦も考えてきてるな」
「ほんとに心配はいらないのよ? 提督が言った通り、小破にも満たない程度だし……」
「心配いらないかどうか判断するのは俺だろ? それよりまだ重要なことを話してもらってない」
 どうして嘘をついたんだ? と、提督が眼で問いかける。返答はすぐにきた。
「や、約束したじゃない。あとで部屋に行くからって」
「は?」
「だ、だから出撃前に約束したでしょ! あとで部屋に行くから我慢してなさいって。この程度のダメージなんてたいしたことないけど、入渠したら多少なりともあんたを待たせちゃうわけで。か、勘違いしないでよね? 別に提督のためだけってわけじゃなくて、あんたみたいなケダモノの欲望を押さえつけると他の娘たちに何があったかわかったもんじゃないから――な、なに笑ってるのよ!」
「いやいや、愛されてるなーと思ってな」
 口でなんといおうと、結局五十鈴は提督のために嘘をついていたということだ。約束の相手をあまり待たせたくなかった。少しの入渠の手間も惜しみ、制服だけ着替えて執務室に駆けつけたと。
 五十鈴が慌てて執務室の前までくる光景を思い浮かべて、自然と提督の笑みがこぼれる。
「ありがとな、五十鈴」
「んっ、こ、子供扱いしないでよ」
 頭をぽんぽんすると、嬉しいのか不満なのかよくわからない反応が返ってきた。
「だがな、五十鈴。嘘をついたり、強がるのはよくないぞ」
「うっ」
「多少の傷だって大事に至ることもある。もっと自分の体を労わらないとダメだ」
 自分の身を考えてくれる提督の言葉に、五十鈴は全身でしゅんと反省の意を示す。ふたつにくくった長い髪も、一緒にうなだれていた。
「……ごめんなさい」
 頭を深く下げて素直に謝る五十鈴。そうされると提督もこれ以上強くは言えなくなる。たいていの場合は、これで事は済むのだが。
「ダメだな」
 どこか悪人のような笑みを浮かべた提督は、これ幸いとばかりにそう告げた。
「えっ」
「五十鈴。お前は指揮官である俺に嘘をついた、それは謝罪だけで済ませられるようなものじゃない」
「な、なによそれっ。いつもだったらそんなこと言わないくせに」
「いつもはいつも、今は今! そんなわけだから、五十鈴に俺が直々に罰を与えることで今回のことを水に流そうじゃないか」
「…あんた、まさか」
 提督の笑みに気付いた五十鈴が、そこでようやく目の前の人物が何を考えているのかを察知する。
「五十鈴は今から即座に入渠。また、ちゃんと入渠してるかを俺がずっと監督してやるからそのつもりでな」
「や、やっぱり! それはただ単にあんたがエッチなことしたいってだけの私情じゃな――」
「さあ、行くか。あ、普段使ってる風呂場は他の艦娘でいっぱいだから、俺がいつも使ってる風呂な。はい決定」
「ちょ、ちょっとやだ! そんな強引な――、だ、誰かーーーーこのアホ提督をなんとかしてーーー!!」
 五十鈴の叫びは、むなしく虚空へと消えていく。実は何人かの艦娘には聞こえていたが、彼女たちは揃いもそろって同じことを考えたので何も行動を起こさなかった。
 “ああ、またいつものことだ”と。


3/

 ぴちょん、と水滴の落ちた音が浴室に響く。
 その室内の天上・壁・床などはほとんど木造で、場所によってさまざまな茶色で彩られている。これまた木造の浴槽には、透明な湯が張られており、入ったらさぞかし気持ちのいいことだろう。ひとつだけ設置された窓の外を見上げれば、月が綺麗かもしれない。
 だが――。
「おーい、五十鈴。早く入れって」
「…………っ」
 既に湯船に体を沈めている提督に急かされてなお、バスタオルに身を包んだ五十鈴は浴槽の手前で静止していた。
「体冷えるだろ。ほら、遠慮するなって」
「わ、わかったわよ」
「安心しろ。取って喰いやしないって」
 明らかに今から自分を取って喰おうとしている男の言葉など、とても信用できるわけがない。だが、このままの状態でいるわけにもいかない。
「ちゃんとこの風呂には入渠と同じような効果があるから、安心しろって」
「……はぁ」
 そういう問題じゃない。そう大きくため息をついて、五十鈴はあきらめて湯船に足を入れる。心地よいお湯の温かさがじんわりと足に染み込んで気持ちいい。もう些細な抵抗などやめて全身で浸かろうとしたその時。
「お湯の中にバスタオルは入れないものだぞ」
 まさかの指摘が入った。
「……まさか提督にお風呂のマナーを注意されるとは思ってなかったわ。というか、提督こそ腰に巻いてるタオルはどうなのよ?」
「そんな凝視するなよ。五十鈴が隠してないと嫌だって言うと思ったから、マナーを曲げて巻いているというのに」
「そこは間違ってないけど、凝視はしてないし。それに、バスタオル取ったら私丸見えなんだけど」
「いいじゃないか。ぜひ見せてくれ」
「……いやらしい」
「魅力的な女の子が裸になるのを望まない男がいるはずないだろうが。いるとしたらそいつは嘘つきかホモだ」
 このままだと、バスタオルを取るまで提督はお風呂に入れてくれないだろう。五十鈴は観念して、唯一体を守っていたバスタオルをするすると取り払った。
 押さえつけられていたバストがプルンとはね、胸から太ももまでの隠れていた肢体が顕わになる。瑞々しい肌は湯気だけをわずかに纏い、美しかった。
(……すごい見られてる)
 提督の視線が、改二になって大きくなったおっぱいと、薄いヘアーに覆われた秘所に向けられているのを感じる。当然といえばそのとおりだが、さすがにここまで堂々とされるといっそ清々しいくらいだった。
 ただ、だからといって五十鈴の羞恥心が消滅するわけではないので、彼女は右腕で乳房を、左手で秘所をなるべく隠すようにした。
「うん、成長したな五十鈴」
「それはどーも」
 親指をたてながらのストレートな物言いを、五十鈴は軽く流す。……ちょっとだけ嬉しかったのは内緒だ。
「よいしょっと」
 ざぶざぶとお湯をかきわけ、五十鈴は提督の前まで移動してから肩まで湯に浸かった。ちょうど、提督の両足の間に入るような形だ。
 そのまま背中を提督の体に預ける。
「ハァ~~、いいお湯……」
 大きく息をつき、気持ちよさそうな声を出す五十鈴はどこか色っぽい。
「なんだ五十鈴。わざわざ俺がアレやコレをしやすい位置にきてくれたのか?」
「アレやコレが何か知らないけど……。どうせ離れたところにいても近寄ってくるか、ねぶるような視線にさらされるだけだもの」
 ただ、圧倒的に悪戯されやすいのは間違いないが。それが嫌なら、そもそも一緒に風呂になど入りはしない。たとえ罰といわれようが、強引に拒否すればよかったのだから。
「そうか、まあ手間を惜しむのはいいことだ」
 体を密着させながら、提督が両手で五十鈴の体を包む。首筋にキスをすると、「んぅっ」とくすぐったそうな声が返ってきた。
 乳房に触れるように前に回した両手に力を少しこめると、むにゅんと柔らかくて気持ちいい、マシュマロのような感触にいつまでも浸っていたくなる。
「んんっ、ほ、ほんとにいやらしいんだから……触り方までやらしい」
「でも、気持ちいいだろ」
「…………」
 無言なのは肯定か否定か。ただ、お風呂に入ってるとはいえ、耳の裏まで赤くなっているのが答えだろう。
「む?」
 そこで提督はあるものに気付いた。五十鈴の背中辺りにうっすらと痣のようなものが見えたのだ。さっきまではわからなかったが、よくよく見ればあちこちに同じような痣があるのがわかる。
「どうしたの?」
「いや……。五十鈴、ほんとに痛みはないのか?」
 ああ、と五十鈴は得心がいったように頷いた。
「確かにまったく痛くないわけじゃないけど、ほんとたいしたことないのよ。入渠してればすぐ治るわ」
「そういうものか?」
「ええ。あ、もしかしてえっちなことをして痛い思いをさせたら嫌だなとか考えた?」
 からかうようないぢわるな笑みに、提督はまいったと降参するように手をあげた。
「よくわからないところで優しいわね、提督って」
「バカ、俺はいつでも優しいぞ。大体えっちなことは気持ちよくなるためにするんだから、相手が痛かったら意味ないだろうが」
「ごめんなさい、そのセリフはかっこよさそうで、まったくかっこよくないわ」
 くすくすと楽しそうに笑う五十鈴に、微妙そうな顔をする提督。そこで提督の脳内に、ぴんとアイディアが浮かぶ。
 そして、彼はソレをすぐに実行した。
「んちゅ」
「ひゃ!?」
 背中にできていた小さな痣にキスをされ、五十鈴が驚きの声をあげる。痛みよりもこそばゆさが大きく勝るような感覚だった。
「な、何してるのよ!」
「いや、こうした方が傷は早く治るんだ」
「真面目な顔で大嘘つかない!」
「ほんとだって、ほら」
「ん、んぅ!?」
 もう一度同じ場所にキスをされて、びくんと五十鈴の体が反応する。今度はこそばゆさよりも、少しだけキスの気持ちよさが勝っている。
 そのまま何度も口づけを繰り返されている内に、五十鈴の体に情欲の火が灯ってきた。
「あ、ちょ、ちょっとぉ」
「ん~~~」
「ひゃあ!?」
 今度はキスと同時に痣を舌でなぞられた。さすがにたまらず、体を離そうとしたが、五十鈴の体は提督の両手でがっちり抱きとめられているため逃げられない。
「あ、だ、だめっ。も、もう、いいからぁ……」
「まだまだ。小さな痣なんていっぱいあるんだからな」
「あ、ひゃ、やめ……あ、んぅ、そんなちゅっちゅっしちゃ…あ」
 何回も何回も、その行為は繰り返された。もう痛痒さなどどこにもない。感じるのは口づけによる快感と胸を締めつけるようなせつなさだけだ。
「そ、そんなにされたら……い、五十鈴はぁ」
「んっ、これで、最後な」
 いつの間にか掌で五十鈴のおっぱいを揉みしだきながら、提督は一際大きい痣に最後のキスをする。吸いつくようなディープキスは、これまでで一番大きな刺激を五十鈴の体に走らせ、
「ひ、アっ、フアァッ!?」
 彼女を軽い絶頂に誘った。指の隙間から乳房がはみ出るくらい強く揉みこんだことも、拍車をかけたようだ。
「…あ…う…」
「おいおい、治療の途中でイッたらダメだろう」
 力が抜けてぐったりとした五十鈴の体をしっかり支えながら、提督は彼女の耳元で甘く囁く。
「ど、どこが治療なのよぉ…」
「硬くなってた体がほぐれたろ。ああ、でもこっちはまだまだ硬いな」
 そういって提督の指が触れたのは、先程から強く自己主張している乳房の先端だ。そこを親指と人差し指で搾るように擦ると、コリコリといい感触が返ってくる。
 五十鈴が十二分に感じている証拠だった。
「あ、やめっ、乳首コリコリしな…いでっ」
 いまだ絶頂の余韻から解放されない五十鈴が弱々しい甘い声を出しても、提督はやめない。むしろ楽しそうに乳房を大きくこねまわした。
「柔らかくて張りのある、いいおっぱいだな。触っててすごい気持ちいいぞ」
「や、やぁ、そんなに強くこねないでよぉ」
「むり。何か出てくるまでやめたくない」
「な、何もでないわよぉ、ばかぁ」
 
 むにゅ、こりゅ、ふにゅ、ふにょん、ぎゅうううっ

「あ、それつよっ! 先っぽひっぱっちゃやめ、ヤァン!」
 五十鈴がおっぱいをいぢられる度に嬌声をあげるのがうれしくて、つい提督の行為にも熱が入ってしまう。そのまましばらく柔らかい乳房を堪能すると、
(さて、と)
 提督の手がするすると。五十鈴の胸をなぞり、おなか、おへそを通過して、さらに下へ移動する。
「アっ!」
 慌てて五十鈴がギュっと内股になるが、もう遅い。提督の手は五十鈴の大事な場所へ到達し、その指はほころんだ割れ目の中へとすべりこむ。
 ぐちゅりと、お湯とは違うねばついた触感が指に伝わってきた。もうかなり潤っているようだ。
 提督が邪悪な笑みを浮かべる。
「んん~、ここもまだ硬いなぁ五十鈴。よし、ほぐしてやろう」
「い、いいから、そんなこと…しなく、ッッ!?」
 膣内の肉壁をぐちゅりぐちゅりと指でピストンされ、五十鈴の体が快感に仰け反る。先程までの胸や背中を中心とした前戯で十分すぎるくらいだったところに、さらに大きな刺激を畳み掛けられて一瞬悶絶してしまう。
「おお、五十鈴。わかるか、どんどんほぐれてってるぞ」
「や、やあ! そんなこと言わないで、よぉ。あうっ、ゆび、ゆび気持ちイぃ。あ、ダメそんな、深くしちゃあ!」
「ほら見ろよ五十鈴。もうこんなにドロドロだぞ」
 片手で五十鈴の体を支えながら提督が立ち上がると、指でいぢり倒された女性器が湯船の上にでる。音を遮っていたお湯がなくなったことで、割れ目の中で生まれるいやらしい音が浴室に響いた。
「あ……私、こんな……」
 考えていた以上に体を火照らせていたのもそうだが、少し前からお尻にあたっている硬くて熱い剛直が五十鈴を昂ぶらせている。
 その熱いモノは、このあと五十鈴の熱くてせつないドロドロの肉壺をこれ以上ないくらい蹂躙して、信じられないくらいの快感を与えてくれるだろう。
 その光景を想像して、五十鈴の内壁がキュウゥンと出し入れを繰り返す提督の指をいやらしく締めつけた。
「ん、もういいかな」
 奥へ奥へと引き込もうとする肉壁に逆らって、提督の指が引き抜かれる。最後に、指を器用に使ってひだひだと一緒に割れ目を押し開くと、お湯とは違うトロトロの蜜が湯船に零れ落ちた。


4/

「あ…は、はいって」
 もう一度湯船に浸かった状態で、行為は始まった。体勢は変えず、提督は後ろから五十鈴を抱きしめたままだ。背面座位というやつである。
「うーん、こうしてると五十鈴からチ○コが生えてるみたいだな」
「な、ちょ、ちょっとぉ! なんで股の間に挟ませてるのよっ、んぅ、こ、こするなぁ」
 挿入する前の軽い悪戯で、提督の剛直がぬちゅぬちゅと五十鈴の秘所を巻き込むように動く。股の間から出し入れされるソレは、確かに五十鈴から男性器が生えているように見えなくもない。
「ん、ふぅぅん、ぁぁぁあっ」
 密着する熱くて硬い肉棒によって性器をこすりあげられ、ガクガクと五十鈴の肢体が揺れる。もう早く挿入れて欲しくてしょうがない場所をそんなふうにされて、感じないはずがない。
「ね、ねぇ…」
 もうとっくに我慢の限界を超えている五十鈴は、せつなげな眼と声で訴える。
「もう、焦らさないでよぉ。は、はやく挿れて……っ」
 普段だったら絶対言わない、五十鈴の可愛いおねだり。それは提督のボルテージを上げるのに十分すぎた。
「…ふっ!」

 ズプゥ!

「ひあ!? ちょ、そんな急に――」
 亀頭が蜜壺をこじ開け、ズブズブと蜜壺の奥に侵入していく。一気に貫かれる時は大きな波がいっぺんに押し寄せるような感じだが、こうして徐々に入ってくる場合、少しずつ気持ちいいものがせり上がってくる。
 その間、ずっと肉壁がゴリュゴリュと抉られ、五十鈴の喘ぎ声は徐々に高く、甘くなっていった。
「ぁ、ぁぁ、ッゥ、んぅ、あ、アアッ! おゆ、はいっちゃっ」
 特に気持ちいい部分をカリで引っかかれ、五十鈴の口から蕩けそうな声が大きく吐き出される。でも、まだ、まだ足りない。一番突いてほしいのは、ソコではなく一番奥なのだから。
「て、ていと…く」
 懇願するような声を訊いた提督は、五十鈴の望みをすぐに理解した。だから、もうゆっくりと押し進めることをやめる。
 五十鈴の体を支えていた両手の力を、上ではなく下へ。少女の体が体重と勢いで、一気に下へと落ちる。

 ズリュズリュゴリュ、ズップッッ!

「ンッッッ~~~~!!?」
「これが欲しかったんだろ?」
 ビクンビクンと一層強くはねる少女の体を抱きしめながら提督が囁く。
「そ、そうなのぉ。こりぇ、コリェが欲しかったのォ」
 かゆくて仕方がないところを、望み通りの強さでひっかいてもらった。それを何倍にも高めたような快感のせいで、舌ったらずになった返事が返ってくる。少女の眼の端には悦びの涙がたまり、とろけきった表情はまぐわいによがる女のソレだ。
「もっともっと、気持ちよくなろうな」
「あ、ひゃめぇ。おっぱいギュッてしちゃ、そんなにつまんだらち、乳首とれちゃ、ゥゥゥン! アア! そんなズンズンしちゃやめえ!」
 柔らかくて張りのあるおっぱいを、五十鈴が一番気持ちよくなる強さでこねくりまわす。掌や指の腹で乳首を押しつぶしたり、コリコリすることも忘れない。またその間も、絶え間なく膣内は大きく膨れ上がった剛直が行き来し、抉り続けている。
「ひゃあぅ、ん、ぁぁぁあっ!? そこ、ソレ気持ちぃぃ!」
「ココか?」

 ぶちゅん、パチュン、じゅぷ、ズブッッン!

「ふああああ! 子宮口だめっ! そんなズンズンしたら、気持ちよすぎてわけわかんなくなっちゃッッ!」
「いいんだよ、わけわかんなくなっちゃえ」
「提督っ、あ、ていとくぅ!!」
「俺もすごい気持ちいいよ、五十鈴」
「あ、気持ちいぃ? ていとくも気持ちよくなってる?」
「ああ」
 男のことを気にするいぢらしい態度がうれしい。あとはこのまま、限界が来るまで五十鈴の甘くいやらしい体を貪ることにしよう。
 何度も何度も、繰り返し繰り返し、提督は腰を動かし、抱きしめている少女の体を味わう。お湯に浸かっているというのに、浴室には情事にふける男と女の匂いが充満してきたような気がした。
「あ、あ、アッ! ていとくっ、わたし、わたし、もうっ!」
 肉棒の先端が子宮口を突く度に、子宮がキュンキュンとおねだりをしていた。はやく、あの熱くてドロドロした白濁液で、お腹の中を満たしてほしい。いっぱいいっぱい、意識がなくなるぐらい汚してほしい。子宮が自分から降りて、ドロドロを吐き出す鈴口に吸いついているようだ。
「んっ、出すぞ!」
「だして、だしてぇぇ!! 熱いのいっぱいッッ」

 五十鈴のおねだりに答えて、提督が一際強く膣内の最奥を突き上げる。亀頭は周りの柔肉を容赦なくえぐり、鈴口が小さく開いた孔にめりこんだ。
 ビクビクと玉から太い幹が脈動し、溜まりきった欲望をせり上げていく。
「ッッ!? ふにゃあああああああ!?!?」

 ドップゥ! ドプドプッ、ビュルルルル、ドクドクッ、どぷ…どぷっ

 容赦なく子宮内に叩きつけられた熱い塊によって、五十鈴は耐える間もなく絶頂を迎えた。しかも、あとからあとから放出される濃厚な精液は、子宮内壁にこびりつき、垂れ下がって子宮内なぞる。ポンプのように吐き出される入口付近に溜まり始めてもその勢いは衰えず、子宮内がいっぱいに満たしていく。
 少女の子袋に納まりきらなかったソレは、膣内を白く染め上げてなお足りず、女性器の外まで漏れ出していった。
「ば、ばかぁ……相も変わらず…出し…すぎよぉ」
 五十鈴は、いまだ止まぬ絶頂に体をフルフルと震わせる。虚ろな目で少し後ろを見上げると、満足そうな表情をしている提督の顔がうつった。
「まあ、それだけ気持ちよかったってことだな」
「……ばかぁ」
 そこで五十鈴は、ここまでやっておきながらまだ大事なことをしてもらっていないことを思い出した。
(……わかるかな?)
 心の中でそう思いながら、彼女は何かをねだるようにゆっくりと目を閉じる。
「あっ」
 そういえば忘れていた。そんな意味が詰まったような短い言葉。
 しかし、すぐに五十鈴のサインが何かを理解した提督は、
「……んっ」
 長く甘い、優しいキスをした。


5/

「ふぅ~、いいお湯だなー」
「……よくあんなことした後に、そういうこと言えるわね」
 呆れた声でそう言った五十鈴は、提督の胸に頭を預けている。今度は後ろからではなく、向かい合って抱き合っているような形だ。五十鈴の体は、どこかグッタリと力が抜けているようにみえる。
「マッパの五十鈴と一緒に風呂に入ってるんだ。これで喜ばなきゃ男じゃない」
「…まあ、いいけど」
「照れるなって」
「照れてない!」
 ばしゃんと、提督の顔に水飛沫をぶつける。その顔が赤くなっているのは、お湯のせいか図星だったかは判別できなさそうだ。
「まったく…私だからいいものの。ほかの艦娘――たとえば叢雲や木曾にはこんなことしちゃダメよ?」
「なにをだ」
「だから、お風呂で×××みたいな」
 ややうつむきがちにそう言った五十鈴の胸中には、なんとも微妙なものだった。そもそもこういった行為がよくない。でも、自分にだったらしてもいい。……たまには、こういうのも悪くない等々。
「安心しろ五十鈴。俺は嫌がられるほど燃えるタイプだ」
「性質悪いわねぇ」
 でもこの男らしい。そう思ってしまう辺り、五十鈴は自分に苦笑するしかない。
「ところで五十鈴」
「なによ」
「非常に言いにくいんだが、またムラムラしてきた。風呂をあがったら、ベッドでもう一回戦といこう」
「全然言いにくそうじゃないんだけど?! あ、やだ、ちょっと! 変なモノ当てないでよ!」
「なんだ、さっきまでコレが欲しいっておねだりしてたのに」
「し、してない! 人を淫乱みたいに言わないでよ!!」

 バシャバシャと水飛沫があがる音と、騒がしい男女の声が湯煙に包まれた浴室に響く。
 結局このあと。五十鈴が提督の私室に入っていくのを目撃した艦娘がいたようだが、目撃者は特に変だとも思わずその場を後にしたらしい。





おしまい

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Author:Noah
同人サークル『ノアリベルタ』のブログです。主にイベント関連や趣味について書いております。
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